@ 個体値・努力値・種族値

ポケモンを育てるにあたって重要な要素は、『戦略』だけではなく『ステータス』にもあります。

種族値(固有値)とは…?

ポケモンの種族のそれぞれのステータスに与えられた値のことを言います。
例えば「ゴローニャは見た目が硬そうだから防御が高い」とか、「フーディンは賢そうだから特攻が高い」とか
ポケモンの個性そのものを数値化で表したとでも言った方がよろしいでしょうか。
種族値はすでに決定されているので、値を変更することはできません。

個体値とは…?

ポケモン1匹ごとのそれぞれのステータスに与えられた値のことを言います。
種族値は決まった数値となっていますが、個体値は不規則に違います。
個体値は0〜31まであります。31に近いほどそのステータスは高いです。
出会ったとき、タマゴをもらったときに、個体値が決定されています。

タマゴを産むとき、両親の合計12種類のステータスの個体値の内、
3種類もしくは2種類を子供に受け継ぎます。

努力値とは…?

ポケモンを倒すことにより経験値と一緒に含まれます。(経験値しか表示されない)
倒すポケモンによって、どのステータスに努力値が与えられるかは異なります。

「きょうせいギプス」を持たせた状態で戦った後にもらえる努力値は2倍になります。
「ポケルス」にかかっている(もしくはかかった)状態でも同じく2倍になります。
つまり、「きょうせいギプス」を持たせているポケモンが「ポケルス」状態なら『4倍』の努力値がもらえます!
(ポケルス状態になったり「きょうせいギプス」を入手するためには、ルビー/サファイアが必要です)

戦いに参加したり、「がくしゅうそうち」を持たせたポケモンにも、
1匹で戦ったときと同じ努力値が割り当てられます。

タウリンやマックスアップなどの薬でも努力値がもらえます。1個につき10努力値が上がります。
なお、薬では各100(10個)までしかあげられません。
戦いで努力値をためるなら先に薬を与えてからのほうが楽に育てられます。

努力値は各ステータスに最高255まで与えられます。
総合で510まで努力値が上がります。(つまり、最高のステータスは2つまでとなりますね。)
どんなレベルのポケモンを倒しても値は変わりませんが、
対戦するときのルールによって調整しないと、努力値を与え切るまでに、
レベルが制限された値に達してしまうので注意が必要です。

ちなみに、努力値は4つ与えるごとにステータスに影響します。
つまり、7つ努力値を与えるより4つだけ上げた方がお得なんですね。
2つのステータスを最大にしたい場合は、それぞれ努力値を252振り分けて、
余った6は、どれかのステータスに全部振りましょう。

努力値が最高値に達すると、カイナシティのがんばりやの隣の人から
「がんばリボン」がもらえます。(ルビー/サファイアのみ)

ステータスの求め方

HP: (種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+レベル+10
HP以外: {(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+5}×性格補正

・ 掛け算・割り算のたびに小数は切り捨てます
・ ヌケニンのHPはこの式に関係なく常に1です
・ 性格補正に入る値は、上がりやすいステータスは1.1倍、上がりにくいステータスは0.9倍、普通の場合は1倍です

情報源:POKeDEX 250さん、ぽけっと☆ぱーく ぷらすさん